Reported by はむ
この日の作業は山内一尺(さんないいっしゃく)人参の種とりと播種でした。
まずは種とりからスタート。
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テーブルの大きなボウルの中には、人参の花が乾燥してカラカラになった穂先がたくさん。
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そこからひとつを取り上げ、他のボウルの中で茎をバラバラにして、さらに手で揉みほぐしながら種を落としていく。 余分な茎はまく時の邪魔になるので取り除く。
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人参の種は表面がトゲトゲしていて薄っぺらく、風に飛びやすいのでテーブルの上での作業には注意が必要。 でも自然界ではこのトゲトゲが風に乗って地面に落ち、土に引っかかって逆に飛びにくくなるとのこと。 なるほど理にかなった形状なのだと感心してしまう。
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始めは丁寧に作業していたけれど、穂先の数がたくさんあるので、しだいに作業ピッチを上げ、茎をはずしては種をほぐすを繰り返していく。 作業する3人のボウルの中はトゲトゲした種がたくさん!
私たちが種とりしている間にえんちゃんが畝を作ってくれたので、お昼休憩を挟んでからいよいよ播種作業へ。
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まずは角材を使って畝の表面を平らにならし、角材の角を畝に押し当ててV字型の溝を作る。 溝と溝の間は20cmあけ、溝の底に約1cm間隔になるよう、指先に掴んだ種を指をずらしながら落とす感じでまいていく。
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種をまいたら溝に沿って上から籾殻をかぶせる。 最後は籾殻が飛ばないように不織布シートで覆い、シートに皺が寄らないように伸ばしながら等間隔にピンを刺して固定する。
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こうして「すじまき」した山内一尺人参の畝が2畝完了。 種はまだだいぶ残っていたけれど、時間的にこの日の作業はこれにて終了。
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人参の種子の寿命は他の野菜より短く、翌年には持ち越せず、その年に使い切るのが原則とのことで、残りの播種は後日お願いすることに。
作業の後は今が旬真っ盛りのナスやきゅうり四葉、黒ピーマン、オクラなどを収穫させてもらって購入。 大好きな野菜に囲まれ、充実した1日となりました。
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はむ